浅間茶屋はおもてなしの宿、ホテル鐘山苑の直営店です
真心のおもてなしでお客様をお迎えする日本の宿「ホテル鐘山苑」。
天然温泉、富士山の絶景に四季の庭、そして 季節を彩る旬菜の美食…
ホテルで磨かれたその味と技を、浅間茶屋の「ほうとう」や「吉田のうどん」など、ひと品一品に注ぎ、
思い出深い旅のひとときを、豊かな味でおもてなししています。
繊細な感覚
郷土料理「ほうとう」は、地元の各家庭でもそれぞれの味があり千差万別。
多くのお客様に満足いただけるツユを求め、料理長は試行錯誤を重ねました。
煮干しや乾燥椎茸、魚介や豚のお出汁などに、仕上げとしてお味噌を。
またその日の気候や温度に応じて麺やツユの塩梅を変えるため、料理長は
毎日開店前には3〜4杯、食してから実際の料理にかかります。
素材の見極め
かぼちゃの美味しさは季節や産地によって微妙に異なります。
料理長は最も糖分の高いかぼちゃを見極めるため半年ほど寝かせ、
長年の経験から得た厳しい目で、その日使うかぼちゃを選定します。
これだと思うかぼちゃにそっと包丁の先を差し、
自分の勘が正しかったことを確かめます。
麺打ちの技
うどんは本来、前日に打って寝かせることで味が熟成されます。
浅間茶屋でも前日、前々日に打ったものをじっくりと寝かせ、
少し固めの麺をご提供しています。
吉田のうどんは他のうどんよりも固めなものが好まれるため、
職人の麺打ちは重労働とされています。